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戦術カード

バトルラインの戦術カード:ショッテントッテンの10枚の使い方と出すタイミング

戦術カード10枚は、静かな推理の勝負を乱戦に変えます。それぞれのカードが何をするのか(このアプリのルールエンジンが処理するとおり)と、すべてのカードを縛るたった1つのルールをまとめました。

7分

追加ルールで変わること

基本ゲームには、クランカードしかありません。戦術カードの追加ルールでは、別の山札にした戦術カード10枚が加わり、手札は6枚から7枚になり、手番の終わりにクランカードと戦術カードのどちらの山札から引くかを選びます。それ以外(9つの境界石、3枚で作る役、5つまたは隣り合う3つを取れば勝ち)も、手番の順番もそのままです。カードを1枚出し、境界石を取り、最後にどちらかの山札から1枚引きます。どちらの山札から引くかを選ぶのは、境界石を取ったあとです。基本ゲームがはじめてなら、まずバトルラインのルールのページを読んでください。基本ゲームのコツはバトルラインのコツにまとめました。

バトルラインでは、戦術カードは追加ルールではなく、毎回のゲームに入っています。この10枚はバトルラインから来たもので、考え方も、相手より多くは出せないというルールも同じです。ただし名前と細かい効果は違うので、このページはこのアプリで遊べるショッテントッテンの10枚を説明します。2つのゲームの違いはバトルラインとショッテントッテンの違いにまとめました。

10枚は3つの種類に分かれます。精鋭部隊はクランカードと同じように境界石の横に置き、戦闘モードは境界石の上に置いてその境界石の判定を変え、計略は表向きに出して効果を使い、盤面を揺さぶります。以下では、このアプリのエンジンが処理するとおりに1枚ずつ見ていきます。

すべてを縛るルール:リードは1枚まで

カードの前に、カードをいつ出せるかを決めるルールです。相手より多く戦術カードを出していないときにだけ、戦術カードを出せます。 1枚出すと1枚リードになり、相手が自分の戦術カードで応えるまで、次の1枚は出せません。

だから戦術カードは1枚ずつの応酬になり、タイミングがすべてです。早すぎる1枚は、相手に応える権利を渡すだけです。盤面を大きく揺さぶるカードは、相手に応える機会を与えても惜しくないほどの大きな逆転が来るまで取っておきましょう。

精鋭部隊:境界石の横に置く万能カード

精鋭部隊はクランカードと同じように境界石の横の1枠を使いますが、色や数字を自由に決められます。

カード効果出すタイミング
ジョーカー(2枚。自分の側には1枚まで)完全な万能カード。どの色にも、1から9までのどの数字にもなります強い役の完成にあと1枚だけ足りない、勝てる境界石に。自分の側には1枚しか置けないので、勝負を決める場所に使いましょう
スパイ好きな色の7として数えます連続した数字や同じ色の役で、7が欠けているところを埋めるとき。目隠し鬼が置かれた境界石(合計だけで比べる境界石)に、強い1枚として置くとき
盾持ち好きな色で、数字は1、2、3のどれか小さいクランカードがないときに、連続した数字の下側(1・2・3)や、同じ色の小さい1枚を埋めるとき

ジョーカーはいちばん貴重なカードで、同時に落とし穴でもあります。自分の側には1枚しか置けないので、ジョーカーは自分のただ1枚の万能カードであり、もう1枚は相手の側に置かれるかもしれません。まだ負けるかもしれない境界石には、決して使わないでください。

ポイント精鋭部隊も同じ5段階の順位に入ります。スパイは色を選べる7、盾持ちは色を選べる1から3です。

戦闘モード:1つの境界石の判定を変えるカード

戦闘モードは、まだ取られていない境界石の上に出します。役にカードを足すのではなく、その境界石1つの勝負のルールを両方のプレイヤーにとって変えます。

カード効果出すタイミング
目隠し鬼その境界石は数字の合計だけで判定します。役は数えません大きな数字はあるのに役がなく、相手の連続した数字や同じ色を消したいとき
泥仕合その境界石では、両方とも4枚が必要になり、4枚でできた1つの役で比べます相手には作れない4枚の連続した数字や同じ色を、自分の側では作れるとき。ほかの場所を準備するあいだ、この境界石を遅らせたいとき

エンジンが守る細かい点が2つあります。泥仕合でも役の順番(同じ色の連続した数字 > 同じ数字 > 同じ色 > 連続した数字 > 合計)はそのままで、4枚に広がるだけです(連続した数字なら4つ続いた数字、同じ数字なら同じ数字が4枚)。合計だけで比べるカードではありません。そして2枚は同じ境界石に置けます。ルールブックが禁じていないので、このサイトでは認めています。その境界石では両側とも4枚が必要になり、合計だけで比べます。枚数は泥仕合、数え方は目隠し鬼から来ています。この2枚で証明がどう変わるかは、バトルラインの「証明」ルールのページで説明しています。

計略:表にして盤面をひっくり返すカード

計略は効果を処理したあと、表向きの捨て札になります。境界石の横には残りません。

カード効果出すタイミング
徴兵係2つの山札から好きなように3枚引き(山札の残りが足りないときだけ少なくなります)、手札から2枚を選んでそれぞれ元の山札のいちばん下に戻します手札で何も完成できないとき。新しく3枚を見て必要なカードを残し、役に立たない2枚を沈めましょう
戦略家まだ取られていない境界石にある自分のカード1枚を、空きのある、まだ取られていないほかの境界石に動かすか、捨てますもう勝てない境界石から、取られる前に強いカードを救い出すとき。役に立たないカードを捨てて枠を空けるとき
バンシーまだ取られていない境界石にある相手のカード1枚を捨てさせます。ジョーカーや盾持ちも捨てさせられます競り合う境界石で、相手がほとんど完成させた役を、取られる前に崩すとき
裏切り者まだ取られていない境界石にある相手のクランカードか精鋭部隊1枚を奪い、空きのある、まだ取られていない自分の境界石に置きます相手の境界石を弱くしながら、自分の境界石を完成させる大きなカードを持ってくるとき。一石二鳥です

裏切り者が奪えるのは、クランカードと精鋭部隊です。目隠し鬼と泥仕合は境界石の上に置かれているので、奪えません。自分の側にもうジョーカーがあるときは、相手のジョーカーは奪えません。自分の側に置けるジョーカーは1枚だけだからです。バンシーと裏切り者は、戦術カードの中で盤面をいちばん大きく揺さぶるカードです。でもどちらも戦術カード1枚を使うことになり、たった1つのルールのとおり、相手に応える権利を渡します。相手をちょっと困らせるためではなく、勝負が決まる境界石に使いましょう。戦術カードの追加ルールでも、手番はルールブックの順番どおりで、カードを出してから境界石を取り、最後に山札から引きます。相手が役を完成させて勝ちを証明できれば、その手番のうちに境界石を取ってしまいます。だからバンシーと裏切り者が狙えるのは、まだ取られていない境界石、つまり相手の役がまだ完成していないか、まだ証明できていない境界石です。証明そのものと取るタイミングは、バトルラインの「証明」ルールのページにまとめました。

何がいちばん大事か

追加ルールを覚えている途中なら、こんなふうに重みをつけてみましょう。

  • ゲームを決めるカード: ジョーカー(自分のただ1枚の万能カード)と裏切り者(奪って完成させる)。どちらも1枚で境界石を1つ取れます。
  • テンポのカード: バンシー(相手の役を崩す)と戦略家(自分のカードを救う)。たった1つのルールに合わせてタイミングを選べば、安く盤面を揺さぶれます。
  • 静かな価値: スパイ、盾持ち、徴兵係は、何も完成しない手札を直してくれます。目立ちませんが、長いゲームを勝たせてくれます。
  • 場面しだい: 目隠し鬼と泥仕合は、ルールを変えれば結果がひっくり返る、勝負どころの境界石1つのために取っておきましょう。

カードに慣れたら、バトルラインの戦略のガイドで、カードを1ゲーム全体の作戦に変える方法を見てみましょう。戦術カードの追加ルールは、バトルラインの仕組みをオンラインで遊べるこのサイトで、AIともほかのプレイヤーとも試せます。続編のショッテントッテン2にもジョーカーとスパイがあり、盾持ちや裏切り者にあたるカードもありますが、構成と効果が違うので、このページの説明をそのまま当てはめないでください。

5行でわかる戦術カード

  • 戦術カードの追加ルールでは、別の山札になった戦術カード10枚が加わり、手札は7枚になり、どちらの山札から引くかを選べます。手番の順番も含めて、ほかは基本ゲームと同じです。
  • たった1つのルール:相手より多く出していないときにだけ、戦術カードを出せます。だからリードは1枚までで、戦術カードは1枚ずつ応酬することになります。
  • 精鋭部隊(ジョーカー、スパイ、盾持ち)は、クランカードと同じように境界石の横に置くカードです。自分の側に置けるジョーカーは1枚だけですが、もう1枚は相手が出せます。
  • 戦闘モードは1つの境界石の判定を変えます。目隠し鬼は合計だけを比べ、泥仕合は両側を4枚でできた1つの役で比べさせます。目隠し鬼と泥仕合を同じ境界石に置くことは、ルールブックで禁じられていません。その場合は両側とも4枚で、合計だけを比べます。
  • 計略は盤面を揺さぶります。徴兵係はカードを探し、戦略家は自分のカードを動かし、バンシーは相手のカードを捨てさせ、裏切り者は相手のカードを奪います。

よくある質問

1ゲームで戦術カードは何枚まで出せますか?

決まった枚数はありません。ただし、相手より多く出していないときにだけ戦術カードを出せます。実際には1枚までしかリードできず、自分が1枚出すたびに、相手に1枚で応える権利が生まれます。

いちばん強い戦術カードはどれですか?

1枚だけで比べるなら、ジョーカーです。どの色にも、どの数字にもなれるからです。ただし自分の側に置けるジョーカーは1枚だけなので、自分のジョーカーを置いたあとに引いた2枚目は手札に残ります。盤面をいちばん大きくひっくり返すのは裏切り者です。相手のカードを自分の境界石に持ってくるからです。

ジョーカーを2枚とも出せますか?

いいえ。どちらのプレイヤーも、自分の側に置けるジョーカーは1枚だけです。自分のジョーカーを置いたあとで2枚目を引いたら、そのカードは手札に残ります。もう1枚を相手が引けば相手は出せるので、1ゲームで両側に1枚ずつ置かれることはあります。

泥仕合を出すと、合計だけで比べるのですか?

いいえ、それは目隠し鬼です。泥仕合はその境界石の両側に4枚を置かせ、それぞれの側を4枚でできた1つの役として比べます。役の順番はそのままです。役を無視して合計だけを比べるのは目隠し鬼です。ルールブックは2枚を同じ境界石に置くことを禁じていないので、このサイトでは置けます。その境界石では両側とも4枚が必要になり、合計だけで勝負が決まります。

バトルラインの戦術カードと同じですか?

考え方は同じです。この10枚はバトルラインから来たもので、どの色や数字にもなるカード、1つの境界石での勝負を変えるカード、カードを動かしたり奪ったりするカードという3つの種類も、相手より多くは出せないというルールも共通です。違いは、バトルラインでは戦術カードが毎回のゲームに入っていること、そしてカードの名前と細かい効果です。このページが説明するのは、このアプリで遊べるショッテントッテンの10枚です。

非公式のファンガイドで、ルールブックの代わりにはなりません。カードの効果は、このアプリのルールエンジンから取りました。ゲームの中でそれぞれの戦術カードをどう処理するかは、エンジンが決めています。ショッテントッテンの日本語版は見つからなかったので、カードの名前はこのページで訳したものです。戦術カードは追加ルールなので、はじめての人は基本ゲームのルールから覚えてください。ショッテントッテンとバトルラインはライナー・クニツィアのゲームです。