1つの仕組み、2つの戦場
どちらか一方を遊んだことがあれば、もう一方の9割はもう知っています。ショッテントッテンが先に出て(ライナー・クニツィア、1999年)、バトルライン(GMT Games、2000年)は、クニツィア自身が同じ仕組みを広げてテーマを変えたゲームです。同じなのは、2人のプレイヤー、そのあいだに並ぶ9つの目印、目印ごとに3枚で作る役、そしてすべての勝負を決める、まったく同じ5つの役の順番です。
盤面の読み方も同じです。ショッテントッテンでは9つの境界石、バトルラインでは9つのフラッグで、どちらも5つ、または隣り合う3つを取れば勝ちです。違うのは細かいところで、カードが少し多く、手札が6枚から7枚になり、そしてゲームを大きく変える戦術カードのルールが1つあります。このページには、実際にある違いだけを書きました。
ルールの違いを並べて比べる
| 項目 | ショッテントッテン | バトルライン |
|---|---|---|
| 作者・年 | ライナー・クニツィア、1999年 | ライナー・クニツィア、2000年(GMT Games) |
| 一列に並ぶ目印 | 境界石9個 | フラッグ9つ |
| 数字のカード | クランカード54枚(数字は1~9) | 部隊カード60枚(数字は1~10) |
| 色 | 6色 | 6色 |
| 手札 | 6枚(戦術カードの追加ルールでは7枚) | 7枚 |
| 役の枚数 | 3枚 | 3枚 |
| 戦術カード | 追加ルール(10枚) | 最初から入っている(10枚) |
| 役の順番 | 5段階(下の表) | 同じ5段階 |
| 勝ち方 | 境界石を5つ、または隣り合う3つ | フラッグを5つ、または隣り合う3つ |
| テーマ | スコットランドのクランの境界争い | アレクサンドロス大王の時代の戦争 |
表を上から読むと、違いははっきりしています。バトルラインは、ショッテントッテンにカードを6枚足し、数字を10まで広げ、手札を6枚から7枚にし、戦術カードを追加ルールから毎回のルールにしたゲームです。9つの目印、3枚の役、勝ち方という骨組みは同じです。
役は同じで、名前だけが違う
役こそが2つのゲームの中心で、そこはまったく同じです。3枚の役を1つの順番で比べ、出にくい役が出やすい役に勝ち、同じ種類の役なら合計の大きいほうが勝ちます。バトルラインは、それぞれの段に軍隊の名前(フォーメーション名)をつけています。
| 順位 | ショッテントッテン | バトルライン(フォーメーション名) |
|---|---|---|
| 1(いちばん強い) | 同じ色の連続した数字(ストレートフラッシュ) | ウェッジ(Wedge) |
| 2 | 同じ数字(スリーカード) | ファランクス(Phalanx) |
| 3 | 同じ色(フラッシュ) | バタリオン(Battalion Order) |
| 4 | 連続した数字(ストレート) | スカーミッシュ(Skirmish Line) |
| 5 | 合計(ハイカード) | ホスト(Host) |
ウェッジは同じ色の連続した数字、ファランクスは同じ数字3枚のことです。順番を一度覚えれば、どちらの箱でもそのまま使えます。違いは1つだけで、バトルラインの数字は10まであるので、最強の役はショッテントッテンの7・8・9ではなく、同じ色の8・9・10になります。それぞれの役の内容は、バトルラインのルールのページで説明しています。
テーブルで実際に変わること
遊んでいて感じる違いは3つです。
- 戦術カード:追加ルールか、毎回か。 いちばん大きな違いです。ショッテントッテンの基本ゲームはクランカードだけで遊ぶ、すっきりした読み合いです。ショッテントッテンの戦術カード10枚は追加ルールで、考え方はバトルラインから来ています。バトルラインでは戦術カード10枚が最初から入っているので、どのゲームでも逆転とはったりが起こります。将棋のように締まった1対1ならショッテントッテンの基本ゲーム、毎回の逆転と混乱を楽しむならバトルラインです。
- 広いデッキと多い手札。 バトルラインの数字は9ではなく10まであり、手札は6枚ではなく7枚です。数字の幅と手札が増えるぶん、1手番で選べることが増え、ゲームも少し長くなります。考えどころが少し増え、そのぶん1手の緊張感は少しやわらぎます。
- テーマと箱の大きさ。 ショッテントッテンは、スコットランドの2つのクランが村の境界をめぐって争うゲームです。バトルラインは、アレクサンドロス大王の時代の古代の軍隊が戦うゲームです。ショッテントッテンのほうが箱が小さく、安く、教えるのも早く済みます。
どちらを選ぶか
同じゲームなので、両方はいりません。好みで選んでください。
- ショッテントッテンを選ぶなら、軽く、短く、安く、すぐに教えられる、純粋な読み合いがほしいときです。物足りなくなったら、あとから戦術カードの追加ルールを足せます。追加ルールでは手札も7枚になり、ショッテントッテンはバトルラインにぐっと近づきます。初めての人は、ショッテントッテンで確かめたバトルラインのコツから読んでください。
- バトルラインを選ぶなら、箱を開けた最初のゲームから全部入りがほしいときです。戦術カードがいつも入り、デッキが少し深く、古代の戦争のテーマがあります。
- 戦略をもっと読むなら、バトルラインの戦略のページに、役の強さの順番、完成する確率、証明で境界石を取る方法をまとめています。境界石を取るタイミングはバトルラインの「証明」ルールで詳しく説明しています。
どちらを選んでも、2人用カードゲームの中でもっともよくできた1対1のひとつが手に入ります。この仕組みを今すぐ試すなら、ショッテントッテンをブラウザで無料で遊べます。基本ゲームでも、戦術カードの追加ルールでも遊べます。
5つの文で読む違い
- 作者も骨組みも同じです。ショッテントッテン(1999年)が先で、バトルライン(2000年)はクニツィア自身が広げて作り直したゲームです。
- どちらも、一列に並んだ9つの目印、3枚で作る役、5つまたは隣り合う3つを取れば勝ちという点が同じです。
- 5つの役の強さの順番も同じで、バトルラインは、それぞれの役にウェッジやファランクスといった軍隊の名前をつけているだけです。
- バトルラインは部隊カード60枚(数字は1~10)、手札7枚で、戦術カードが最初から入っています。ショッテントッテンはクランカード54枚(数字は1~9)、手札6枚で、戦術カードは追加ルールです。
- 軽く短い純粋な1対1ならショッテントッテン、戦術カードがいつも入った深い版ならバトルラインです。
よくある質問
バトルラインとショッテントッテンは同じゲームですか?
ほとんど同じです。どちらもライナー・クニツィアのゲームで、9つの目印、3枚で作る役、5つの役の強さの順番、勝ち方がまったく同じです。バトルラインはショッテントッテンを広げて作り直したゲームで、別のゲームではありません。
どちらが先に出ましたか?
ショッテントッテンが先で、1999年です。バトルラインは2000年にGMT Gamesから出ました。同じ仕組みに、カードを増やし、手札を増やし、戦術カードを最初から入れて、古代の戦争というテーマをつけたものです。
どちらを買えばよいですか?
同じゲームなので、1つで十分です。軽く、短く、覚えやすい1対1ならショッテントッテン、戦術カードがいつも入った深い版と古代の戦争のテーマならバトルラインです。
ショッテントッテンにもバトルラインのような戦術カードはありますか?
はい。ただし追加ルールで、基本ゲームはクランカードだけで遊びます。戦術カード10枚の考え方はバトルラインから来ていますが、カードの名前と細かい効果は2つのゲームで違います。バトルラインでは、戦術カードは毎回のゲームに入っています。
ショッテントッテンのカードでバトルラインを遊べますか?
だいたいは遊べますが、まったく同じにはなりません。ショッテントッテンのカードは9まで(クランカード54枚)、バトルラインのカードは10まで(部隊カード60枚)で、手札の枚数と戦術カードのルールも違います。役の順番と勝ち方は同じです。