何を奪い合うのか
ショッテントッテンは、ライナー・クニツィアが作った2人用のカードゲームです。バトルラインは、クニツィア自身が同じ仕組みを広げて作り直したゲームで、ルールの骨組みは共通です。違いは主にカードの数で、バトルラインは部隊カード60枚(数字は1~10)、手札7枚で、戦術カード10枚が最初から入っています。このページでは、このアプリで遊べるショッテントッテンのルールを説明し、バトルラインとの違いはその都度添えます。違いを1つの表で見るなら、バトルラインとショッテントッテンの違いのページにまとめました。
2人のプレイヤーのあいだには、9個の境界石が一列に並んで国境を作ります(バトルラインではフラッグです)。2人はそれぞれの境界石の自分側に、クランカード3枚で役を作り、強い役を作ったほうがその境界石を取ります。
勝ち方は2つあります。
- 境界石をどれでも5つ取るか、
- 隣り合う境界石を3つ続けて取ります。
2つ目の勝ち方がこのゲームの核心です。隣り合う3つなら、5回ではなく3回取るだけでゲームが終わるので、9個の境界石はどれも同じ価値ではありません。ある場所で隣り合う3つを狙って相手を守りに回らせ、そのあいだに別の場所で5つ目を取る、というのが基本の作戦です。
境界石をタップして取ってみましょう。境界石を5つ、または隣り合う3つを取れば勝ちです。
準備と1手番の流れ
デッキはクランカード54枚で、6色それぞれに1から9までの数字が1枚ずつあります。境界石9個を一列に置き、2人に6枚ずつカードを配ります。バトルラインでは、部隊カードが60枚(数字は1~10)、手札は7枚です。
1手番は2つの段階だけで終わります。
- カードを1枚、表向きに出します。境界石を1つ選んで自分側に置き、片側には最大3枚まで置けます。
- デッキにカードが残っていれば、1枚引きます。
カードを出したあと、引く前に、境界石を1つまたはいくつか取ることができます。いつ取れるのかは、下でくわしく説明します。
基本ゲームのルールはこれで全部です。このゲームのおもしろさは、何をするかではなく、どの境界石を選び、いつ取るかにあります。
5つの役
境界石は、強い3枚の役を作ったほうが取ります。強い順に並べると次のとおりです。
| 役 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 同じ色の連続した数字(ストレートフラッシュ) | 同じ色で、数字が続く3枚 | 青の5・6・7 |
| 同じ数字(スリーカード) | 色の違う、同じ数字の3枚 | 5・5・5 |
| 同じ色(フラッシュ) | 数字に関係なく、同じ色の3枚 | 青の1・4・9 |
| 連続した数字(ストレート) | 色が混ざった、数字が続く3枚 | 青の5、赤の6、緑の7 |
| 合計(ハイカード) | それ以外すべて。数字の合計だけを数えます | 青の2、赤の5、緑の9 = 16 |
ポーカーを知っている人なら、表の1行に首をかしげるかもしれません。同じ数字が同じ色に勝ちます。 ポーカーではフラッシュのほうが出にくいのですが、このデッキでは各数字が6枚しかないので、同じ数字3枚のほうが同じ色3枚より出にくいのです。この順番は思いつきで決めたものではなく、出にくさをそのまま表した順位です。バトルラインでも役の順番はまったく同じで、ただ数字が10まであるので、最強の役は7・8・9ではなく同じ色の8・9・10になります。
境界石の取り方:いちばん間違えやすいルール
3枚目のカードを出した瞬間に境界石を取るのではありません。自分の手番に、自分の役が相手の役に勝つことを証明したときに取ります。
相手側にもう3枚そろっていれば、2つの役を比べるだけです。わかりにくいのは先に取る場合です。自分の3枚がそろっていれば、相手側がまだそろっていない境界石も取れます。ただし、相手がこれから手に入れられるどのカードでも相手が勝てないことを証明できるときだけです。
ここには、テーブルで表になっていないカードがすべて含まれ、自分の手札も同じように数えます。手札のカードはまだ場に出ていないので、証明の材料にはならないからです。54枚から表になっているカードを全部除いてみてください。残ったカードのどれでも自分の役に勝てないなら、その境界石は自分のものです。
このルールのおかげで、ショッテントッテンは早くカードを並べるゲームではなく、推理のゲームになります。数え方を1つずつ確かめたいときは、バトルラインの「証明」ルールのページを見てください。下の図は、ゲームのエンジンとまったく同じ判定をします。役を作ってみると、その役がもう負けないかどうかをエンジンが教えてくれます。ルールに慣れたら、バトルラインとショッテントッテンの戦略のページで作戦の立て方を見てみましょう。
同じ役どうしの勝負
そろった2つの役が同じ種類なら、数字の合計が大きいほうが勝ちます。同じ色の9・7・5は、同じ色の6・4・2に勝ちます。
合計まで同じなら、その境界石に3枚目のカードを先に出した人が境界石を取ります。だから3枚目を出すタイミングも大事です。同じ役になりそうなときは、先に役をそろえたほうが勝ちます。この決まりを実戦でどう使うかは、バトルラインのコツで紹介しています。
戦術カードの追加ルール
基本ゲームに慣れたら、戦術カード10枚を加えてみましょう。バトルラインでは、この10枚が最初から入っています。戦術カードはクランカードの代わりに出して、ルールを変えます。クランカード1枚の代わりになるカード(たとえばジョーカー)、1つの境界石での勝負のしかたを変えるカード(合計だけで比べる、片側に4枚必要になる)、そしてカードを動かしたり、相手から奪ったり、捨てたり、山札から引いて戻したりするカードがあります。
この追加ルールでは、手札は7枚になります。戦術カードは手札に持っておけますが、出せるのは相手が出した枚数より1枚多いところまでなので、大事に使いましょう。10枚それぞれの効果と出すタイミングは、バトルラインの戦術カードのページで1枚ずつ説明しています。
はじめは、上のルールだけで十分です。証明で境界石を取ることと、隣り合う境界石に力を集めることを覚えれば、あとは遊びながら自然に身につきます。最初の数ゲームで役に立つ8つのヒントは、バトルラインのコツにまとめました。ショッテントッテンをブラウザで無料で遊ぶ方法は、バトルラインをオンラインでのページにまとめました。
ルールブックには、慣れた人向けのエキスパートルールもあります。このルールでは、境界石を取れるのは手番のはじめ、カードを出す前だけです。
6行でわかるルール
- バトルラインとショッテントッテンは同じ仕組みのゲームです。ショッテントッテンはクランカード54枚(数字は1~9)、手札6枚、バトルラインは部隊カード60枚(数字は1~10)、手札7枚で、戦術カードが最初から入っています。
- 境界石が一列に9個並び、2人のプレイヤーはそれぞれの境界石の自分側に、カード3枚で役を作ります。
- 境界石を5つ取るか、隣り合う境界石を3つ取れば勝ちです。2つ目の勝ち方なら、3回取るだけでゲームが終わります。
- 1手番では、境界石を1つ選んで自分側にカードを1枚出し(片側に最大3枚)、取れる境界石があれば取り、カードを1枚引きます。
- 役は強い順に、同じ色の連続した数字 > 同じ数字 > 同じ色 > 連続した数字 > 合計です。
- 自分のカード3枚がそろい、勝つことを**証明**できたときに境界石を取ります。相手側がまだそろっていなくても、見えていないどのカードでも相手が勝てないなら取れます。
よくある質問
バトルラインとショッテントッテンのルールは同じですか?
骨組みは同じです。9つの境界石(バトルラインではフラッグ)、3枚で作る役、5つの役の強さの順番、5つまたは隣り合う3つを取れば勝ちという点は共通です。違いはカードの数と手札で、バトルラインは部隊カード60枚(数字は1~10)、手札7枚で、戦術カード10枚が最初から入っています。ショッテントッテンはクランカード54枚(数字は1~9)、手札6枚で、戦術カードは追加ルールです。
ショッテントッテンはどうやって遊びますか?
自分の手番に、境界石を1つ選んで自分側にクランカードを1枚出し(片側に最大3枚)、カードを1枚引きます。それぞれの境界石で相手より強い3枚の役を作って、その境界石を取るゲームです。境界石を5つ、または隣り合う3つを先に取った人が勝ちます。
境界石はいつ取れますか?
自分の手番に、自分の役が相手の役に勝つことを証明できたときです。相手側がまだそろっていなければ、相手がこれから手に入れられるどのカードでも相手が勝てないときだけ取れます。テーブルで表になっていないカードはすべて数に入り、自分の手札も例外ではありません。
本当に同じ数字のほうが同じ色より強いのですか?
はい。このデッキでは、同じ数字3枚のほうが同じ色3枚よりも出にくく、役の順番は出にくさに従います。同じ色の連続した数字 > 同じ数字 > 同じ色 > 連続した数字 > 合計です。
同じ役どうしならどうなりますか?
2つの役が同じ種類なら、数字の合計が大きいほうが勝ちます。合計も同じなら、その境界石に3枚目のカードを先に出した人が境界石を取ります。